ファーマナイト工法

ファーマナイト工法による補修方法

Diversity of FURMANITE Methods

ファーマナイト工法といっても、漏洩箇所によって補修方法は様々。
創業以来40年以上のノウハウと実績を基に漏洩箇所や条件に合わせた最適な補修方法をご提案します。

バルブグランドからの漏洩で
お困りなら・・・

バルブのグランド漏れの多くの原因は、長年の使用による摩耗、熱履歴等によるグランドパッキンの劣化。
増し締めすることによって一時的に漏れを止めることができます。しかし、増し締めにも限度があり、無理な増し締めを行うと、ボルトの折損やステムに傷がつく原因になります。

そんなときは・・・
バルブグランド工法!

バルブグランド工法は、劣化したグランドパッキン部にシール材(コンパウンド)を注入することによって、漏れを止めるとともに、バルブの操作を継続できるという特長があります。

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パイプ・継手・溶接部からの漏洩で
お困りなら・・・

プラントのメンテナンスを担当されている皆さんは、パイプ(配管)のピンホール、溶接部からの蒸気漏れを止めるには、ラインを停止して配管を交換しない限り難しいと感じていると思います。
ボルトの増し締めで対応できるフランジ/バルブグランド部とは異なり、配管継手、溶接部では高圧の蒸気によって配管周囲が削られて漏れが段々拡大することも少なくありません。

そんなときは・・・
ボックス工法!

ボックス工法で使用する治具(ボックス)は、2つ割構造になっています。
配管の漏洩箇所を囲むように取り付けることで、運転状態を維持したまま安全に漏洩を止めることができるだけでなく、減肉箇所の破裂による高圧蒸気噴出等を防ぐ予防保全策としても有効です。

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フランジからの漏洩でお困りなら・・・

フランジは、配管と配管の接続に用いられ、ガスケットをボルトナットで締めつけて密着させることで隙間を無くし、内部流体の外部漏洩を防いでいます。
プラント立ち上げ時に漏れが発生する場合、原因の多くはボルトの片締めにあります。
対策として、ボルト締付け時のトルク管理を行うことで、立ち上げ時の漏洩をゼロに近づけることができます。
運転中に漏れが発生する場合、原因の多くはガスケットの劣化にあります。運転中のガスケット交換は非常に困難であるため、運転状態を維持しながら漏れを止める場合、内部流体の圧力に負けない力で、外から押さえる必要があります。

そんなときは・・・
ワイヤー工法!

劣化したガスケットの外側に、ファーマナイトのシール材を注入し新たなガスケット層を成型することで漏れを止めます。
ワイヤーを用いてシール材を押さえるのがワイヤー工法です。即日施工できるため、運転状態を維持したまま漏洩問題を解決することができます。

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もしくは・・・
クランプ工法!

ワイヤー工法では即日施工が可能ですが、フランジ間が広く注入するシール材をワイヤーで押さえきれない場合等の条件によっては、ワイヤー工法で施工することができません。
そのような場合はクランプ工法が漏れ止めに最適です。

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