リークシール 施工事例

Case Study in LEAK SEAL

リークシールは、各種流体(スチーム、空気、水、油、ガス、化学物質)に対応しており、石油精製、化学、電力、製鉄、食品、焼却場などの様々なプラントでの採用実績があります。

リークシールの導入先

CASE #01 16B フランジ / ワイヤー工法

装置立ち上げ時に漏洩が発生。流体は熱水、圧力は1.0MPa、温度は150℃の施工条件でした。

フランジにシール材を注入するための穴あけ加工をします。

施工条件に合ったシール材(コンパウンド)を注入して漏洩補修完了!

施工ポイント

ガスケットが完全になくなっており、緊急停止の可能性もある状態でした。
シール材が配管流体に入り込まないように、注入圧を調整しながらシール材を注入しました。リークシールにより、緊急停止を回避できました。

CASE #02 4B オリフィスフランジ導圧管 / ボックス工法

導圧管の腐食により漏洩が発生。流体はナフサ、圧力は1.2MPa、温度は120℃の施工条件でした。

現地調査を行い、対象物を詳しく測定して治具を設計。製作したボックスを現地に搬入して、取り付けました。

取り付けたボックスに施工条件に合ったシール材を注入して漏洩補修完了!

ボックス治具設計のポイント

治具を設計するときはなるべくコンパクトなサイズになるよう努めています。
枝管との調整、取付時に周辺配管等に干渉しないなど、総合的に検討し形状を決定します。
今回は、漏洩箇所の直近に治具取付に必要なスペースが確保できないため、フランジから囲う治具を製作しました。